こんにちは
山本祐真です。
わたしは1年に一回何か新しいことにチャレンジするということをここ3年くらい行なっています。
2017年は自分のセミナーを開催する。
2018年は大舞台でファシリテーターとしてイベントを盛り上げる。
そして2019年は・・・・
2019年7月に世界一の単独峰 キリマンジャロに登頂してきました!
なぜキリマンジャロに登ったか?
なぜ、私がいきなりキリマンジャロに登ることになったのか?
実は私がお世話になっている社長さんが2017年の7月にキリマンジャロに登り、その時の山頂の景色を見せてもらった時に「私も登りたい!」と単純に思ったのがことの発端です。
ちなみに私は登山経験はほとんどないです。
過去1回だけ高尾山に登っただけ。
筑波山にも行ったことはありますが、ケーブルカーを使いましたw
そして、キリマンジャロって名前は知ってるけど、どこにあるかわかりません。
(後ほどアフリカのタンザニアにあるということを知りました)
渡航費とかどれくらいかかるのかもわかりません。
でもそんなことより、単純に
「キリマンジャロに登りたい!」
という思いの方が強くなり、最終的には行って見事登頂することができました。
ただ行きたいと思ってから色々と調べると、行くことに困難しかない状態。
費用面や日程、体力、そして何より登山初心者という状況・・・
実際、行きたいと思ってから本当にキリマンジャロに登頂するまで2年かかりました。
なぜそんなに時間がかかったのか・・・
そもそも私が行きたいキリマンジャロの登山ツアーは1年に一回です。
その年1回の機会を逃すと次の年まで待つしかありません。
2018年に登るチャンスはありました。
しかし2018年は登らなかった。
正確には登れなかったと行った方がいいかもしれません。
ではなぜ登れなかったのか・・・
前にも書きましたが、私は登山初心者です。
事前に鍛えなくては登頂でできません。
※キリマンジャロの登頂率は50%ほどです。
また体を作っておかないと最悪死にます。
(毎年登山客で命をなくす人はいます)
費用もかかるし、実際に行くと2週間ほど日本を離れなくてはいけません・・・
なので、色々と調整をしてもっといい状態の時に登ろうと思ったのです。
っていうともっともらしく感じますが、
これらは単なる言い訳です。
実際は2018年は申し込みの直前で怖くなってやめました。
つまりビビってしまったのです。
もちろんキリマンジャロに登頂したいという思いは強くありました、でも直前でビビってしまう・・・
なぜビビったのか、その理由は明確です。
単純に
「自分に自信がないから」
いざ申し込みの時期になると
- 登頂できなかったらどうしよう
- 恥をかくんじゃないか?
- わざわざお金をかけていくまでかなぁ
- 富士山すら登ったことないのに本当に登れるとおもってるのか?
- お前じゃ無理だよ
こんな言葉が頭の中で私に囁いていました。
結局頭の中の声に負けて行くのをやめる・・・
周りには「今は行く時期じゃない」みたいな感じにしていましたが、本当のところは都合のい言い訳をして勝負を避けた自分に気づいていました。
そして、また何か大きなものに挑戦する時に、このもっともらしい言い訳をして挑戦をやめるのは過去何度も繰り返してきた自分のパターンです。
なので2019年になった時、またこのキリマンジャロへの申込の時期になった時、私は勇気を持って「行く!」と決めました。
その時は決意がぶれないように、周りの人に宣言しました。
(ちなみにセミナー中、何百人の前でも宣言しました)
キリマンジャロ登頂で手に入れたもの
周りの人に宣言したおかげで最後まで諦めることなく、挑戦し続け続けキリマンジャロに登頂できるようになりました!
この経験で手に入れたものは計り知れません。
- 一緒に登山をした仲間の大切さ
- 自分自身をより信じられる力
- ゴールに対フォーカスする重要さ
色々なことに気づかされ学ぶことができました。
おかげで私自身、一回もふた回りも大きく成長できましました。
そして成長できたのはキリマンジャロという大きな山に登れたからというものそうなのですが、それ以前に登る前の準備や行動こそが成長に欠かせないものでした。
何度も言いますが、このキリマンジャロチャレンジは全てが初めてのことだらけです。
例えば、
- 体力作りのためにジムに行くとか
- アフリカに行くのでワクチンを打つとか
- 登山装備を整えるだとか
- 二週間も会社を休むだとか・・・
なので、何が必要かを一から調べたり、人に聞いたりして日常的な仕事の合間に一個一個クリアして行く。
また、当たり前ですが、仕事で迷惑がかからないように事前に調整したりもしました。
日々トレーニングを重ね、装備も整えて自分の中では順調に進んでいるつもりなのに頭の中では
- 本当に登頂できるのか?
- 二週間も会社を休んでこれで登れなかったらどうすんの?
- まだ止めるのは間に合うよ
- 会社の状況考えれば普通二週間も休まないでしょ
- 行く意味あるの?
こんな弱気にさせる声がこだまします。
こんな声が出てきたら毎回「黙れ!」と言って黙らせて、「私は絶対に登頂する!」と再度決意していました。
正直何度決意したのか覚えていませんw
ただこの何度も決意するという行為が私は大きく成長させてくれました。
ちょっと話がずれますが、よく「登山は経営に似ている」という言葉を耳にします。
今回のキリマンジャロチャレンジで本当にその意味を痛感しました。
やはり山頂というゴールが明確だからこそ、そのための準備をしてゴールを達成するために頑張る。
いざ本番が始まったら、ゴールに向かって一歩一歩踏み出していけば必ずゴールに着くことができる。
言ってしまえばとてもシンプルですが、これがビジネスで成功する本質だと体で体感することができました。
おかげさまでど目標を達成するために必要な要素というものがはっきりしました。
ちなみにその要素は3つです。
目標達成には3つの要素があればOKです。
この目標達成3つの要素については別のブログで紹介します。
話を戻します。
人が成長するためには全く経験したことがないことにチャレンジすることが一番手っ取り早くそして大きく成長できることがわかりました。
もちろん今行なっていることをレベルアップさせて行くことも必要ですが
- やったことがないこと
- やり方がわからないもの
- やりたくないこと
にチャレンジすることで今まで気づかなかった自分の可能性を新たに発見することができます。
なのでもしあなたが何かチャレンジしたいことがあるんだけど、
- やったことがないから・・・
- やり方がわからないから・・・
- 基本的にやりたくないから・・・
という頭の中の声が出てきたらそいつを黙らせて勇気を出して一歩前に出てください。
その時点であなたの可能性が広がります。
もしこの記事を見てキリマンジャロに興味を持ったのであれば是非チャレンジしてください。
登山初心者の私でも3ヶ月のトレーニングで登頂できたので、あなたにもきっと出来ると思います。
また、このキリマンジャロ登頂で色々と気づいたことや、何のツアーを使ったのか、事前の装備や登山中の服装やについてはまとめて報告します。
実際に登った人の情報があればあるほど利用できる情報も増えてきます。
私の時もそうだったのですが、そのような情報が多ければ多いほど安心感に繋がりますし、何より力になります。
もしあなたがキリマンジャロに登りたいっと思った時に参考にしていただければと思います。
PS
来年は何のチャレンジをしようか考え中です。
今の段階ではトライアスロンとかやったことないからいいかな〜と思っています。
また来年何かにチャレンジした時報告します。