キリマンジャロ登山:6日目

キリマンジャロ登山:6日目

こんにちは。

山本祐真です。

引き続き前回からの続きです。

登山6日目

いよいよ登山6日目。山頂に向けてのアタックの日になります。

この日の起床は3:30。

朝食をとり、荷物をまとめ山頂アタックに備える。

5:00になり登山スタート。

まだ外は真っ暗なのでヘッドライトをつけて登る。

標高が高いので少しでも急ぐとすぐに意気が揚がる

なので一歩一歩ゆっくり進む。

気温はとても低く風も強いので、何枚も着込んで厚手のダウンを着てようやくあったかくなる。

途中休憩時に日の出を見ることができた。

この日の出は人類の90%以上の人は見れないとても貴重な日の出だと教えてもらう。

要はキリマンジャロに登る人は人類の中でも10%くらいでそのなかでも途中で脱落して山頂まで来れる人は少ないからとのこと。

そんな貴重な日の出を見てまた山頂に向けて歩き出す。

日が出てきて周りを見渡すと、雲が下に広がり本当に高いところに来たということを実感させられる。

歩いていると暑くなるが、休憩で止まるとやはりとても寒い。

そしてゆっくりゆっくり歩いて行くと、ステラポイントという第一の頂上に到着。

※キリマンジャロは2つの頂上があり、一つはステラポイント、もう一つはウフルピークと言います。もちろんウフルピークの方が高いので皆さんウフルピークを目指します。

ステラポイントについて頭痛がしてきたのですぐに薬を飲む。

標高が5739メートルなので、すぐに息が苦しくなるので休憩中でもプレッシャーブリーズを絶え間なくやる。

そしてこのツアーでは、ステラポイントで血中酸素濃度を測り、75%以上にならなければ健康面を配慮し無条件で下山させられます。

血中酸素はステラポイントに到着した順に測ります。

私の番になって人差し指を差し出す。

自分の体調的にはとても良いので、大丈夫だと思うがいざ図るとなると緊張が・・・

しかし結果は75%以上でクリア!

ここで75%以下の人はダイアモックス(高山病の薬)を飲んで10分後に再度計測し。再計測でも75%以下だと無条件で下山させられます。

そして、山頂のウフルピークを目指す。

ガイドが常に横にいて、ゆっくりゆっくりペースを保ってくれる。

歩いて行くと山頂が見えてくる。

急いで山頂に行きたいが、勢いに任せて急ぐと酸素が足りなくなり倒れることもあるのではやる気持ちを抑えながらゆっくりゆっくり歩く。

そして・・・

キリマンジャロの頂上ウフルピークに到達!

標高5895メートル。

今までにない満足感、最高の気分!

キリマンジャロは単独峰で世界一なので360度見渡しても遮るものがない。

そして地球が丸いということがわかるくらい地平線が丸みを帯びているのがわかります。

ずっとこの喜びを噛み締めたいのですが、山頂は標高が高すぎて15分以上滞在すると脳細胞が死んでしまうとのこと。

なので、もっと余韻に浸りたいのを惜しみつつ下山しました。

6日目の服装

  • 靴(AKU)
  • ズボン(厚手)
  • レインウェアのズボン
  • 厚手ヒートテック
  • 厚手タイツ
  • ウィンドブレーカー
  • パーカー
  • フリース
  • ダウン(薄手)
  • ハードシェル
  • ダウン(厚手)
  • ニット
  • サングラス
  • 靴下(厚手登山用)

山頂へのアタックでズボンの上からレインウェア用のズボンを履いてかなり防寒対策をしました。

おかげで強い風も遮って下半身が不用意に冷えることがなかったです。

まとめ
登山中は辛いときはあったけど、基本とても楽しく登れました。

やはり登山初心者とはいえ十分に練習したおかげで体力的には問題ありませんでした。

日頃仕事で自分のことをケアすることがなかったのですが、登山中は自分に集中することができて、この時間がとても癒しの時間になりました。

登山で過酷な環境にいて癒しを感じるというのはなんかよく考えると不思議ですが、とても楽しい登山でした。

また、登る前から大勢の人に絶対登頂して帰ってくるといったので、登頂しなくてはいけないというプレッシャーもありましたが、実際に登頂してみると自分に自信がつき、大満足な結果を得ることができました。

また、キリマンジャロを通じてビジネスを学ぶということでしたが、本当に登山から学べることはたくさんありました。

登山から学んだビジネスについては別途ブログでご紹介します。

もしこのブログを見てキリマンジャロ登山に興味が出たらぜひ挑戦してみてください。

あなたの影響力が増し、さらなる成長へとつながること間違いなしです!